1.Love Power
2011年4月にリリースした､大国男児の日本デビュー曲です｡
2010年の11月頃から日本語曲のレコーディングをスタートし､既に6曲ほどレコーディングが終わっていた中､より大国男児のデビュー曲に相応しい曲を作ろう!と年明け早々にレコーディングした曲です｡
『君がいるから頑張れる!』というフレッシュなメッセージが､大国男児のイメージとピッタリ合致した曲に仕上がりました｡
ライブでもイントロのミカのah ha～というフェイクからとても盛り上がります｡
2.Love Story
デビューシングル『Love Power』から続いた､Loveシリーズ最終章｡
100年後も君だけを愛し続けるというメッセージが印象的なミドルテンポ｡
等身大の愛を伝える歌詞､さわやかなメロディー､まさにアルバムからのリード曲に相応しい曲に仕上がっています｡
この曲をレコーディングする頃にはメンバーの日本語力も格段に上がっていて､歌詞の内容のみならず､繊細な行間まで理解し歌っていました｡
3.Love Days
12月にリリースされた4枚目のシングル｡
ちょっと懐かしい雰囲気の曲ですが､大好きな人を思い続ける一途な歌詞がとても印象的です｡
クリスマスの準備に追われるメンバーを追ったミュージックビデオや､ジャケット写真､そしてもちろん歌詞や曲も､大国男児の素の部分が存分に出た作品に仕上がりました｡
4.Love Parade
9月リリースのサードシングル､レコーディングまでは日本で行い､ジャケット､ミュージックビデオは韓国で撮影したアッパーチューンです｡
ちょっと大人になったクリーミー系をテーマに､今までの曲とは歌い方や声の出し方が変わっていて､完成後に聴いたメンバー自ら､自分の歌い方や声に驚いていました｡
ダンスも大国男児史上最も激しい一曲で､ライブでも大盛り上がりになる曲です｡
メンバー全員ジェイが歌うBメロのパートを気に入っていて､リハーサルなどでは､勝手にそのパートを歌い､隙あらば奪おうと思っているようです｡
5.Friends
今までの大国男児とは一線を画した楽曲というコンセプトに基づき制作した一曲で､デジタルロックサウンドに仕上がっています｡
最初はロック大好きなミカにぴったりかな?と思っていましたが､意外にもヒョンミンや､インジュンの声ともマッチ､新境地を開拓できたかなと思います｡
歌詞も大国男児にはめずらしく､友情をテーマにした曲｡
6.片想い
スケジュールの都合で､唯一韓国でレコーディングした曲です｡
レコーディング中にスタジオが停電になったり､色々な事がありました｡
今まではレコーディングの時には､その曲事に､メロディーや歌詞にぴったりマッチする歌い方を実践してきたのですが､この曲はシンプルに大国男児メンバーそれぞれの長所を最大限出してレコーディングしました｡
結果､5人の声質の違いなどがより明確になり､彼らの歌唱力を活かした1曲になったと思います｡
7.もう最後になると…
デビューシングルLove Powerのカップリング曲｡
タイトル曲と比べてとても大人っぽい歌詞､メロディーなので多少心配していたんですが､全く問題なく歌いこなしてくれました｡
とくに大サビのドラマティックな展開は大国男児の本領発揮です､この曲のレコーディングの時に､彼らの抜群のハーモニーワークにスタッフ全員で改めて感激した覚えがあります｡
8.Love song for you
ジェイが日本語でのメロラップに挑戦した一曲｡
ヒョンミンがフューチャーされた『わすれない』や､インジュンがフューチャーされた『夏の記憶』のようにジェイをフューチャーするために準備した曲ですが､レコーディングでは何度も何度も繰り返しやり直しながら､見事に歌いきってくれました｡
レコーディング中のジェイを励まし続ける他のメンバーの姿がとても印象的でした｡
こんなに日常に根差した歌詞を見事に歌いあげる事が出来たのは､日本で暮らし､言葉だけでなく､日常のポップカルチャーまで深く理解してきたからだと思っています｡
そういう意味でも大国男児の一つの集大成｡
9.Love Bingo!
6月リリースのセカンドシングル｡
夏､海､青い空､をテーマに沖縄で撮影したミュージックビデオとセーラーの衣装がとても印象的な曲です｡
最後のサビの後ろで聞こえるガヤは､メンバー全員でスタジオに入って､とにかくハイテンションで大騒ぎ､その姿からも仲の良さがうかがえました｡
この曲のミュージックビデオ､ジャケットは､4月の頭に沖縄で撮影しましたが､初めての沖縄にメンバー一同感激､いつかプライベートで来ます!ととても気にいったようでした｡
撮影終了から東京に戻ることなくLove Powerのリリースイベントツアーがスタート､全部で8泊9日の長旅でしたが､とにかく全員ハイテンションで楽しかった思い出しかありません｡
10.離れない離さない
大国男児の2つの武器､歌唱力とダンス力を存分に披露するためのアップテンポながら切ない1曲｡
Love Bingo!のようなアッパーチューンから､この曲のような切なさまで､日本語の歌詞で表現できる彼らのポテンシャルに改め気づかされる一曲です｡
11.Dearest
大国男児の最大の武器である､歌唱力､ハーモニーを活かす!をテーマに制作した曲｡
遠距離恋愛を思わせる歌詞ですが､この曲をレコーディングし終わった時に､『僕たちが韓国で活動してる時に､日本のファンの皆さんに聴いてもらいたいです』と､カラムが言っていたのが印象的でした｡
全員がユニゾンで入ってくるサビが聴きどころ｡
12.MAGIC
日本で3曲目にレコーディングした曲です｡
2010年11月に毎週金曜日をレコーディング日に設定し､ひと月で4曲レコーディングしたのですが､まだ日本語で上手くコミュニケーションが取れない時期で､歌の発音などとても苦労しながらレコーディングした曲です｡
更にはJ-POPど真ん中のメロディーを歌いこなすのに､メンバー全員苦労したようですが､歌詞の世界観がまさに今日本で成功を目指してもがいている自分達とリンクしたようで､技術ではなく気持ちで歌いきった1曲です｡